故宮の百年大展がまもなく始まる!国宝の美しい瞬間を体験しよう
まずは、昨年の午門で撮った夕日を見せておきます。あの時、2025年の秋にここが百年大展の会場になるなんて思ってもみなかったです!
なぜ半年も前から情報を追いかけているのか
2015年の故宮90周年大展では、「石渠宝笈」の展示室に入るために4時間並んでやっと入れました。その日は「清明上河図」の本物がガラスケースの中でわずか30秒だけ見えたんです。私はつま先立ちで3秒見たところを、人混みに押しやられてしまいました。その3秒は心の中に種を蒔いたようなもので、故宮が再び百年クラスの大展を開催するなら、絶対に逃したくないと思ったんです。
今年の3月、公式サイトに「百年守護」の予告ページがひっそりと登場しました。私はすぐに9月29日から12月31日までの94日間をカレンダーに赤でマークしました。故宮のルール通り、このレベルの大展は次に開催されるのが2125年になるわけです。私は今年30歳なので、まず生きていられる可能性が低いですから、今回は必ず行かなきゃいけません。
展覧会の日時と場所
項目 | 情報 |
---|---|
正式な展示期間 | 2025年9月29日 – 2025年12月31日 |
毎日開放 | 8:30 – 17:00(16:10入場停止) |
展示室 | 午門正殿 + 東雁翅楼 + 西雁翅楼 |
月曜日 | 休館(法定休日を除く) |
午門の展示室には3回行ったことがあります。流れがとてもはっきりしていて:正殿から入って、東雁翅楼で書画を見て、西雁翅楼で器物を見て、最後に城台の出口から直接城壁に上がって写真を撮ります。今回の百年大展では、どうやらこの3つのスペースが通り抜けできるようになるみたいで、入った瞬間に1925年の故宮博物院の白黒の古い写真が見えるそうです。出口には2025年のデジタル文物修復室のリアルタイムの映像があります。
私が最も見たい9件の国宝
2015年の展示に基づいて、この大展もおそらく巡回展示になるでしょうから、9件が同時に展示されることはありません。それで、私は「見る確率」に基づいて3つの階層に分けてみました。皆さんも心の準備をするのに役立ててください:
階層 | 文物 | 最後に見た年 | 私の私心順位 |
---|---|---|---|
第一階層 | 《千里江山図》 | 2017年 | 1️⃣ 青緑山水の天井 |
第一階層 | 《清明上河図》 | 2015年 | 2️⃣ 毎回新しい細部を発見 |
第二階層 | 《五牛図》 | 2021年香港展 | 3️⃣ 唐の紙本がこう保存されるのは奇跡 |
第二階層 | 《韓熙載夜宴図》 | 2019年 | 4️⃣ 顧闳中の視覚的な感覚が強すぎる |
第三階層 | 《洛神賦図》宋の模写 | 2012年 | 5️⃣ 曹植の恋愛脳が描かれている |
第三階層 | 《重屏会棋図》 | 2015年 | 6️⃣ 五代の「画中画」 |
第三階層 | 《中秋帖》《伯遠帖》 | 2011年 | 7️⃣ 晋の真跡の唯一残る2通の「朋友圈」 |
第三階層 | 《平復帖》 | 2011年 | 8️⃣ 陸機の「草書の草稿」 |
小さなアドバイス:公式サイトで「月ごとの展示品リスト」が公開されたら、《千里江山図》と《清明上河図》の展示月を優先的に狙ってください。この2つは列が最も長くなります。
文物保護と伝承革新の展示区の見どころ
今回の展示で私が最も感動したのは、文物自体ではなく、「どうやって文物を2125年まで残すか」という点です。
- 1925年展示区:当年初めて南北に移された1,168,049件の文物の手書き帳簿が展示されていて、紙が非常に脆くてページをめくることができません。隣には3Dスキャンされた電子版があり、毛筆文字の各行を拡大して見ることができます。
- 1950年代展示区:故宮の最初の文物病院を再現していて、木製のテーブル、いくつかの気灯、ピンセットがあり、現代2025年のAI修復室と比較すると、まるでタイムトラベルの現場のようです。
- インタラクティブ体験:西雁翅楼には4台の「デジタル修復台」があり、観客は自分の手で《五牛図》の亀裂に「電子パッチ」を貼ることができ、システムが50年後の保存状況をリアルタイムで表示します。
私のチケット確保の実践的な攻略法
昨年、私は5人の友だちのために敦煌特展のチケットを取った経験をもとに、「故宮チケット確保の三種の神器」をまとめました:
ステップ | ツール | 時間帯 |
---|---|---|
① 予約リマインダー | WeChatミニプログラム「故宮博物院」 | 7日前の20:00に発売 |
② 複数デバイスでの取得 | スマホ + iPad + PC | 3分前にログイン |
③ 情報収集 | アリペイのミニプログラム | 毎日23:00に未払いチケットを確認 |
ポイント:今回の百年大展は入場制限が50%になるかもしれないので、いつもよりチケットが取りにくくなるでしょう。私は9月1日に「とりあえずチケット」を取って、公式に具体的な展示品が発表されたら日程を変更するつもりです。
来館当日のタイムスケジュール(自分用の計画)
時間 | アクション | メモ |
---|---|---|
7:30 | 天安門東駅B口から出る | 1時間早く来て第一梯隊を狙う |
8:00 | 午門の予備チェック口 | 身分証明書 + 予約コード持参 |
8:30 | 正殿に突入 | 《千里江山図》に直行 |
10:00 | 東雁翅楼 | 書画を見て公式の解説を賄う |
12:00 | 城壁のカフェ | ラテ38元、カップは《五牛図》のデザイン |
13:00 | 西雁翅楼 | デジタル修復台で遊ぶ |
15:00 | 文創ストア | 「百年守護」の限定ファイルを購入 |
16:00 | 神武門から出る | 景山に登って全景を撮る |
隠れた撮影スポット:午門の城台出口の右手にある三つ目の堞口で、三大殿と展示ポスターを一緒にフレームに収めることができます。昨年私はここで夕焼けを撮影しました。
注意事項(自分の失敗から学んだこと)
- 自撮り棒は持ち込み禁止ですが、スマホの外付けレンズはOKです。15cmの小型広角レンズで《清明上河図》全体を撮れました。
- 展示室の温度は20℃。長袖のシャツがちょうど良く、外套を持って行くと暑くなります。
- 解説器は40元でレンタルできますが、公式のウェ WeChatアカウントで無料音声があるので、事前にダウンロードして並ぶ時間を節約しましょう。
- 文創ストアは17:30に閉店します。展示室より30分早く閉まるので、限定品を買いたいなら早めに行く必要があります。
最後に、2015年の大展で撮った《石渠宝笈》展示室の写真をお見せします。あの日は人でいっぱいでしたが、《伯遠帖》の本物を見上げた瞬間、4時間並んだ価値があると感じました。
2025年の秋、午門で会いましょう。